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あなたのそのカギ、CP-C認定キーですか?

CP-C認証って何?

あなたのそのカギ、CP-C認定キーですか? 一世を風靡したディスクシリンダーを対象とするピッキングによる犯罪の多発をみかねたカギメーカーは、その対策を講じた錠前を次々と開発し、今もさらに性能の高いカギを作るべく研究を続けています。
しかし、たとえシリンダーを真っ二つに割って見せて「どうです、このカギすごい性能でしょう?」と言われてもピンとくる人はあまりいませんね。

このように、日々進化するカギについて、実際にそれを使用する私たち一般の人間がその防犯能力を確認する手段は無いに等しいといっていいのです。
そこで登場したのが「公的な第三者機関による対ピッキング防犯性能の認定制度」です。

「優良住宅用開きとびら錠等の型式認定に関する規程」は通称CP認定、そこに「住宅用開きとびら錠の交換用シリンダー」に対する規定を加えたのがCP-C認定ということになるわけですが、これらは全て公益財団法人全国防犯協会連合会によって主導され、実働は日本ロック工業会が担っているといわれます。
この基準に合格して認定を受けると、CPマークのステッカーを貼付することが出来るようになり、消費者はそれを目印に「これは安全な錠前なんだ」ということを見分けることができるというわけです。

具体的に何が”安全”のか

この認定基準がどういったものかというと、まずはじめに問題となるのが「カギ違い」です。
これは錠前タンブラーの数と形状によって決まるもので、たとえば外側は同じ形をしたシリンダーであっても、その中の形状はカギ個々によって数千、数億、あるいは数兆といった組み合わせ(カギ違い)を持つ高性能シリンダーが存在します。CP-C認定基準では5000通り以上の鍵違い数を備えていることが必須となります。

さらに、カギと錠前の耐久性能も問題となります。
CP-C認定基準を満たすためには、具体的に10万回の抜き差しを行っても正常に機能することが求められます。

そして最後がピッキング対策です。鍵師の技術を以てしても解錠に5分以上を要することが認定基準です。
この5分という時間は適当に定められたわけではなく、実際に空き巣などによってカギを不正解除されてしまうかどうかというボーダーラインがこの5分という時間であり、解錠にこれを超える時間のかかるカギは、「防犯性が高い」と認められるのです。

基準はあくまでも基準。過信するべからず

細かく言えばまだまだ他にも規定はありますが、私たちが「ほう、ほう」と頷ける部分は概ねこんなところです。
しかし、これが実用的なものとして安心に足りる認定基準であるかとうかは意見の分かれるところでしょう。

たとえば業界内ではその高い防犯性能によってプロの鍵師も唸らせる関西の錠前メーカーの雄であるGOALが、ワケあってこの認定を受けていません。
また、近年問題視されているバンピング解錠に対する基準も現在の認定基準項目にはありません。勘違いしていただきたくないのは、「CP-C認定キーにしたからウチは安心」というような過信は禁物です。
いずれにしろ、安全の基準に絶対的なものなどないのでしょうから、可能な対策は出来るだけ取り入れておくべきだと言えるのではないでしょうか。

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